飯塚市よりレストア(オールペイント)の事例(トヨタ・チェーサー)
- 2019年06月12日 |
- 修理事例 |
【レストア(全塗装)はお任せください!】
▼修理前
飯塚市よりトヨタ・チェーサーの全塗装のご依頼です。
今回は中古車屋さんからのレストアの依頼で入庫になりました。
レストア【RESTRE:元通りにする】という意味ですが、業界用語でオールペンとも言われ、車の全面改修や、全塗装という意味にも使われます。
今回のお車は、昭和54年式のトヨタ・チェーサーです。
ちなみに40年間も現役で走れる状態にあったとは驚きです。
全塗装に興味のある人は結構いると思います。
古い車問わず全塗装していますけどね!
今回のレストアにより、さらに付加価値が上がると思います。
修理箇所
ボディ全体・・・・・・・・・板金修正・全面塗装
▼ さすが40年も経つとあちらこちらに浮き錆や、汚れが染み出しています。
▼ レストアに入る前に車全体の状況をチェックします。
▼ ボディの下廻り全体にわたり結構傷が目立ちます。
長年の飛び石等でのキズでしょうか?
▼ 特にボンネット、ルーフ、トランクの塗装の劣化が目立ちます。
▼ 古い悪い塗装や、錆、ひび割れ、腐り等で空いた穴やきずを板金やパテでくまなく直していきます。
さらに修理に入る前に外側に取り付けられた付属品など可能な限り、全て取り外してから修理にかかります。
▼ 後部のガラスも取り外して細かい所まで補修が出来るようにし、リアバンパーも取り外して作業を行っています。
▼ 下廻りのキズが結構多く、パテを盛り付けて全体的に修正していきます。
パテの盛り付け研磨を数回繰り返して形を出していきます。
▼ ボンネットについたキズなどもパテを塗り、修正します。
▼ 後部ガラス廻りや、ドアノブ周辺、ウィンドウ周辺の錆付きなどもきれいに補修します。
▼ フロンとバンパーについても単体で取り外してキズの修理を行います。キズ周辺の塗膜を削って、綺麗に仕上げその跡をパテを薄く塗って平滑に仕上げます。
▼ ボンネットの特に塗装の劣化の激しい個所はサンドペーパーで削って平坦になるように仕上げ、パテで修正します。
▼ いよいよ塗装に入りますが、塗装は専用の塗装ブース(密閉された部屋)で行い、塗装中のホコリなどの付着を防ぎます。
凹みキズや擦り傷、その他錆跡などが一切ボディから無くなったら、下地処理のためのサフェーサを車全体に塗布していきます。
サフェーサーとはパテのスプレー状の様なもので塗膜の硬度を上げ、水を通しにくくするため防水・防錆効果があります。
サフェーサを塗布する際には、室内や塗料がかかってはマズイ部分を専用のビニールシートなどでマスキングを行います。
さらにサフェーサを塗る前に、サンドペーパーによる水研ぎを行う足付けをします。その後に、脂分・ワックス分を専用の溶剤できれいに落とす脱脂の作業をしてから、塗装に入ります。
◆ いよいよ塗装ですが塗装工程の写真を撮り忘れてしまったので説明しますね!
塗装色はあらかじめ中古車屋さんと打ち合わせた塗装色を当社のベテランの塗装職人が塗料の調合を行ってから決めます。
塗装色が決まるとベースからーを一度にべったり塗装せず数回に分けてサフェーサの色が隠蔽されていることを確認しながら丁寧に吹き付けていきます。
ベースカラー塗装後に、透明のクリア塗装をしていきます。
透明なクリアベースと硬化剤を混ぜて塗装します。
クリア塗装を行う事で紫外線による塗料の劣化や対候性を増すことが出来ます。
▼ 塗装が完了したら、赤外線ヒーターなどで60℃×40分の強制乾燥を行い塗料を乾燥させます。
▼ 最終仕上げに入る前に一旦取り外してあった、付属の部品などを取り付けます。
▼ 最終仕上げとして、数種類のパフとコンパウンドを使い分け、ポリッシャーを使用して塗面を磨いて仕上げます。
▼ 周囲の景色も映り込むほどに艶のある状態になりました。
まるで40年前の新車のチェーサーに戻ったようです。O(≧∇≦)O イエイ!!
洗車と室内清掃を済ませたらお客様へお引渡しとなります。
この度はご入庫頂き、誠にありがとうございました。(^人^)感謝♪
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