【ぶつけた事もなかったコトに・・・】

飯塚市よりトヨタ・ポルテの板金修理のご依頼です。
左折時にブロック塀に気づかずぶつけてしまいました。
お車もかなり凹んでましたし、お客様も凹んでました(^_^;)
自費修理で、子供の送迎にも使うので『なるべく早く、安くお願いします』とのご要望でした。
ご予算の関係と納期を相談したうえで、左ドアと左リアフェンダーは新品交換にしました。

代車はお子様が乗り降りするので、スライドドアが希望でしたので、ルークスをお貸ししました！

作業しやすい様に、スライドドアと後部座席を外し、タイヤやテールランプ等の部品も外します。

凹んだリアフェンダーはカットします。

新品パネルを合わせ溶接します。継ぎ目部分はパテで補修し均します。

新品ドアが届いたので仮付けし調整します。
調整が終わったら、上塗り塗装の準備をします。

新品部品というと、すでに車体色に塗装してあり、ウインドウや内張りも組んであり、ただ単に交換するだけ、と勘違いされることもありますが、サビ止めの電着塗装のみで内張りなどの部品も組んでいない状態で提供されます。
新品部品に非常に細かいキズをつけることにより塗装の食い付をよくする「足付け」という作業や脱脂の後、ドアの裏側をメインに上塗り塗装します。
そして塗装の乾燥硬化後、ドアを組み替えます。

内側を塗装した新品ドアを取り付け後、ドア外側の塗装になります。
リアフェンダーも足付や脱脂を行い、サフェーサーを塗布します。
その後、塗装する面の清掃・余計な部分にまで塗装が掛からないようにするためのマスキングなどの工程を経て、上塗り塗装します。

次に調色です。カラーサンプルのデーターを元に、車体色と同じ色に調色します。
原色を１０種類程度調合して色を作ります。調色した塗料を塗ります。

サフェーサーの色がきちんと隠蔽されたことを確認し、ムラがないことを確認して、慎重に塗装していきます。
乾燥が終わったら、塗装時に付着した埃をや荒れを修正するため細かいサンドペーパーでけずったり、
最終的には、コンパウンドをあてて、細かいサンドペーパーのキズを消し、ツヤのある状態にします。

マスキングを外して、洗車後、お引渡しとなります

▼上塗り塗装が終わったところです。

修理前はお客さんも事故前のように元通りになるのかと心配されてましたが、「すごい！綺麗に直ってる！」と感心されてました。

本日はご入庫頂き誠にありがとうございました。
車検や車の整備も行っていますので、またいつでも、お気軽にご来店・ご相談ください！